茄子と長ネギだけのシンプルな蕎麦の具。 一見あっさりと思いきや、鹿児島の醤油が深い味わいを出してコクがあるんです。 ダンナ様が鹿児島出身なので、鹿児島の味に触れる機会が多いです。濃口の醤油は甘くて濃厚でちょっととろみもあります。鶏の刺身をいただくにはとっても美味しいんですけど、他の料理に使おうとすると、東京で育った私としてはどう使っていいか悩まされる醤油でした。 かといって、捨ててしまってはもったいないし、どうにか使わないと・・・。なんて冷蔵庫の片隅に追いやられていました。 ある秋の冷える朝に、何かあったかいものでも食べたいなぁ。ということで、冷蔵庫にあった野菜と鹿児島の醤油のコラボで偶然生まれたヒット作〜! 家族からは「絶品」のお墨付きをめでたくいただきました。 <材料>2人分 ・長茄子 3本 ・長ネギ 1本 ・蕎麦 適量 ・かつおと昆布のだし汁 3カップ ・サラダ油 小1.5 ・ 醤油大2 鹿児島の濃口醤油小2 ・みりん 大2 ・酒 大2 ・鷹の爪 1本 ・蕎麦 250g位 <作り方> 長なすを縦半分に切り、斜め切りに。長ネギは7〜8mmの小口切りにします。鷹の爪は半分に切り、中の種を出しておきます。 中華鍋に(フライパン)に油を引きなじませたら、鷹の爪を入れ軽く炒め、次に茄子を入れて炒めます。5割が炒まったら、長ネギを入れ一混ぜし、だし汁を入れます。 入れただし汁が沸騰したら、酒、みりん、醤油、鹿児島の醤油を入れ、3〜5分中火で煮ます。 茹でたての蕎麦を器に入れ、この汁を掛けて出来上がりです。(辛いのが苦手な人は、鷹の爪を早めに引き上げて下さい。 ) 鹿児島の醤油と油と茄子の相性がバッチリです! 野菜だけの具ですが、とってもコクがある蕎麦になっています。