例年ならヘチ釣りシーズン開幕だけど、安定しない今年の3月。

ちょっと早いけど、3月になったのでシーズン開幕っす

3月12日 川崎新堤初出社

寒い寒い今年の冬でありました。

実にブログ更新も3か月ぶりです。いや〜〜まったくご無沙汰しておりました。
(滝汗)

ボッとしていたわけではないのですが、、、

どうもブログをアップする気になれず、、、

理由としては、

  • ふざけたコロナ禍とか
  • 世間の人々の考えとオイラの考えの乖離が激しいとか
  • 昭和の居酒屋を発見したとか
  • 蕎麦屋にはまってしまった

とかとかで、ついつい釣りから遠ざかっておりました。


とくにオイラと世間との隔たりは酷く、筆遅くなるのですよ。
(苦)







押川さん、見事な黒鯛を捕獲

今年初釣行この日は、全体的に釣れていません。

何しろ朝からアタリがないのです・・・

そんな中、激シブ状態を打ち破ったのが押さん。

見事な黒鯛でありました。

オイラはというと、、、
終了間際に「やったー!!」と思いましたが、外道でありました。

チャンチャン。


週明けて19日土曜日は、ピクシィちゃんと2人5番会。

この日は、お彼岸の3連休初日。

翌日は、かみさんとお彼岸デート(お墓)なので川崎新堤に強行出社しました。

他に5番会の誰か来るのかな?
と、思いましたが・・・
誰も現れず2人のみの寂しい堤防。

寂しいといえば、釣果も1枚のみ。

しかし、、、

初物ですから嬉しいですね!



3連休最終日も2人5番会。一万円さんと

二匹目のドジョウを狙おうと欲をかいて、川崎新堤出社です。




天気予報では、少しは天気が回復するはずだったのに・・・
長八駐車場に付くと、かなり寒い。


出船時間まで、じっと待っていると寒さが沁みてきます。



急にやる気がなくなり、帰ろうとしたら・・・
一万円さんが、やる気満々で来られました。

仕方なし。

何とかやる気を奮い起こし、渡堤しました。

・・・

この日も五番会のメンバーは誰も現れず・・・

連ちゃんの2人5番会。

タモを海に落として、さらに凹む一万円さん

ま、だいたい3連休の最終日というのは釣り人は少ない

というのは、分かってはおりましたが、、、
寒くて、アタリもなくて、日が照らない
と、、、気持ち全体がトーンダウンします。

そんな中、一万円さんはさらに凹みます。

一生懸命、落とし込んでいると腰が伸ばしたくなるものですが

一万円さんも姿勢を正そうと体をひねった途端、、、

ドボン!!

タモが、海へポチャン!!

2人でタコエギを使って必死に被疑者を捜索しましたが、確保にいたらず。。。

染み渡る、絶望感。
新たな経費:3万円強



この日も、話題を作ってしまったのでした。




改心のタコと思いきやエイでした

絶望が、僕らを覆う中

「クロダイがダメならば、タコはよいのではないか」

そんな想像をしてみまして、タコエギを使って投げておりましたら、

強力な引きがあり、
大物のタコだ!!」と勝手に興奮。

上がってきたのは、エイでした。

どうもこの日は、ダメダメの日だったようです。

なぁ〜〜んか、パッとしませんね!!

まだ、早いのかな。



次回、チャレンジします。

今年初ものの黒鯛の刺身









ではでは。

 










ちょっと蕎麦の話を

蕎麦にはまっています。

と、書きましたので少し蕎麦の話を。

興味があれば、お読みください。

この冬、見つけた居酒屋で蕎麦屋の店主と知り合う

気になる居酒屋を見つけてしまったので、恐る恐るピクシィちゃんと入ったのです。

その居酒屋は、スーパー常連たちがたむろするお店でありました。
なんとも昭和臭い。
一癖も二癖もある常連たちが繰り出す会話は、、、

この店、コンプライアンスどうなってるの!?

と、一発退場の会話が飛びかいます。


普通の人なら、恐くて避けちゃう感じですが、、、

僕からすると、懐かしい昭和のドラマを観ているみたい。
たとえば、水曜劇場の寺内勘太郎とか池中玄太80キロを感じさせます。

そこで出会った蕎麦屋の店主の話、


これが面白いのです。

蕎麦の正しい食べ方は、落語の世界でひっそり残っている

「蕎麦の食べ方を知りたいなら、落語を観るといいよ」

と教えていただきました。

麻布十番 更科堀井

蕎麦の食べ方というのは、時代とともに変化しているようです。

お江戸の蕎麦の食べ方は、そっくりそのまま落語の世界に残っているようで、落語を観ると粋な蕎麦の食い方が出てくるそうです。

ワサビと「たぐる」という言葉

蕎麦を食べるときのワサビはというと、だいたいが蕎麦ちょこに入れて食べている人が多いと思います。

が、江戸っ子の食べ方はさに非ず。

  • ワサビは、出てきた蕎麦のザルの隅っこに乗せます。そして蕎麦を5本ほど摘まみワサビに絡むように手前にたぐり寄せて、蕎麦にワサビが少し付くようにして啜る。

これが、ワサビの付け方らしい。

たぐり寄せるという言葉は、蕎麦の世界でようやく生きているようです。

以前、池波正太郎のエッセイで「最近の人は、蕎麦を噛んで食べるので宜しくない」というのがありました。

啜る(すする)とは、この時に使う表現

二八の蕎麦は、ちょうど噛まずに蕎麦の風味を味わうのに良い配合みたいです。
江戸っ子は、これが好きでした。

蕎麦屋で酒を飲むときは

この箱は、タナゴの道具箱ではありません。

中には海苔が中段に乗せてあり、下からは小さな炭が焚かれています。

呑み助の蕎麦屋での振る舞いは、、、

  1. まず酒と焼き海苔を頼む
  2. すぐ酒をついで飲まず、海苔が焼けてきて箱から良い匂いが上がって、ようやく一杯いただく
  3. 次ぎに、フタを開けてさらに強い海苔の香りで酒をたらし込む

こんなしみったれた飲み方をするのが呑み助の風流のようです。

焼き海苔と焼き味噌

海苔が乗っている底は、和紙です。
和紙なら熱に強くて海苔も焦がさないのでちょうど良いらしい。

焼き味噌は、割り箸で少しずつつついて食べる

お銚子が、3本ほど空いたら蕎麦を注文し、腹を満たして店を後にしましょう。

深追いは、禁物です。




蕎麦屋の歴史話も楽しいのでいつか書きたいと思います。