【 三割打者 】
真面目に釣りに行っても簡単にボーズを喰らうのがこの釣りの面白いところでもあります。どうも一生懸命朝から夕方まで、「俺って馬鹿なだなぁ〜」と思いつつも、結局ボーズを喰らって帰る。魚影が濃いとかどうかもあるけれど…。そんなのに言い訳したら、どうも格好悪いし。
「大体にして今日は、済んでいたし」「水温も低かったから」なんて言い訳を自分にしてみるのです。
何とか納得しようと思って。
野球を見てみると(僕は野球音痴)、大打者だって三割だと凄いと言われる。
そう考えていくと、僕らのヘチ釣りだって、10回通って3回釣れればいいじゃないかとも思ってしまう。
「あの才能豊かな大打者達」が、三割で優秀ならば僕らだってそれで良い。と、考えるように都合良く思ってみたらどうだろう。
10回のうち3回だから、週末釣りに行くとして、月に4〜5回以上は行ける。ということは2カ月に三枚ぐらい釣ればいいと云うことになる。
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これを簡単だという人もいるだろうけれど、やはり、それって大変だけど。
シーズンを4月から10月だとして、4・5月で三枚。6・7月で。8・9月。と考えていくと、やってやれないことはなさそうだ。気むずかしく考えないでやってみると、案外やれそうだ。
少しは気分が、楽になっている僕だった。