ミニ逆さ桶を改造する

【 ミニ逆さ桶を改造する 】

ミニ逆さ桶

ふたの開いたミニ逆さ桶長年使っているミニ逆さ桶である。
この逆さ桶は、ボサガニを入れたり、モエビを入れたりしています。随分と使い込んでいるので、閉める銅も緑青が出ていますし、使っている木も歪みが出たりとかしています。新しい物を購入すればよいのでしょうが、釣り道具というのは、メンテナンスしたり改良したりするのが一つの楽しみです。
そこでもっと長く使っていくために改良して使っていきたいと思います。


1 バラバラにする

無精な人間なので、別段このまま使い込んでいっても良いのですが、どうせメンテナンスするのであれば、今まで気になっていた部分を改良したい。

  1. 持ち運ぶ時に少しでもふたが開いていると「カパカパ」と音がしてうるさかった。
  2. 紐が、ふたの内側から出ていたので、エサの出し入れが面倒だった。

と、上の点を改良すべく、まずバラバラにした。

バラバラにした逆さ桶


2 紐を付け直して、丁番を着ける

  • 紐を外側から入れて、着け直した。こうすることでふたを自由にすることが出来る。
  • フタを二つにノコギリで切って、丁番を着けた。開閉がしやすくなる。

糸を取り付けナオした逆さ桶


3 フタを固定する

フタに木工用ボンドをつけて、釘を打ち固定する。
当初、フタにジュラコンキャッチを装着して、しっかりとフタを固定しようと思っていたけれど、そこまでする必要もないと思い止めた。
ぶらぶらと持ち歩く物なので、「カパカパ」と音さえしなければ上等だろうと思う。

組み立てた逆さ桶  ふたの開いた逆さ桶


4 敷物を入れる

逆さ桶に必要なのが、スポンジだ。これは非常に重要なアイテム。カニなどは特にしがみつく物がないと歩いている時にとても不安定になる。

また、スポンジは水分を吸収してくれるので、蟹などのエサには適しており、長生きしてくれる。

こういったスポンジは、かみさんに日頃お願いして取っておいてもらいます。買い物した時やお菓子などの贈り物があった時についてくる。このスポンジは、探そうとするとなかなか見つけられない物。

適当に中に入るように切ります。綺麗に切りすぎると逆にカニがしがみつくところがなくなるようです。あくまでも適当に切ります。

敷物の逆さ桶  敷物を切る


完  成


完成の逆さ桶

フタの二つの穴が、気になるけれど、そこは愛嬌としよう。(気になったら後で、後で埋められるから。)

今回はやらないけれど、フタを固定した側に穴を開けてブクのホースを入れられるようにしようと思う。モエビの時に良さそうだから。(ただ、モエビはほとんど使わないけれど。。)