釣り大会について〜

釣り大会について〜

先日、某釣具メーカーから「釣り大会参加ごあんない」が届いた。今年は、何回も大会をやって本格的に決勝戦までやるらしい。昔、リョービというメーカーがあった時にやっていたような大会だ。

「出てやろうか!?」


と、思うけど・・・全てが仕事で忙しい平日ときた。当然出場するからには、決勝までいきたい。最低二日間は、会社を休むことになる。たかが趣味に対して、勤労の二日を与えなければならないのか。

「それって、どうよ??!」

と、考える。かなりこのメーカー強気なことをする。わざわざ渡船屋さんが、お休みの時に毎年大会を開く・・・。まぁ〜他の釣り師がいない分集中して釣りが出来るということなのだろう。僕も実際、二回出場している。

昔あった大会のようなことをしていくのだろうか。以前は、尊敬する米山会長を始め、山下正明さんなどのスターを排出したものだ。こういった大会が一つのフックとなり落とし込みブームになったような記憶がある。

山下氏の三連覇。米山さんの名人位。

僕も当時、憧れていた大会だ。あれから随分と月日が経ち、主催していたリョービは今は量販店だけでしか購入できないブランドになった。いろんな社会情勢があった。バブルが弾け、本格的にな平成大不況に陥り、慢性的な低迷が続いているこの頃だ。仕事をしても売上に直結しない、苦労の多いこの頃だ。



ぱっっと!花火を上げるように、ヘチ師が集まり大会にいそしむのも悪くない。いや、こういったことこそがとても大事なことなのかも。このヘチ釣りが好きで、オープンな場所で大会にでて一発花火を上げてみたい。と、考えるのは誰しも同じではなかろうか。だけど待てよ、それをかなえるには平日会社を休むまでしないとダメなのか。

これってメーカーの横暴???!!!

メーカー主催の釣り大会だから、どんなルールにしても、勝手で良いのだろうけれど・・。これって、考えさせられる。この大会に出てみたい。けれど、土曜日日曜日が休日の社会人にはちょっとキツイ話だ。木曜定休日の方にはさし支えないのだけれど・・・。確かに今まで平日定休日のヘチ師達には、日曜日にある釣り大会というのは出場できないので、今の僕のような不満があったのだろう。



大体にして、各メーカー協賛の大会が無いのがよくないのである。



某黒鯛研究会や某クラブ達が集って、大会をやってくれるのが良いのだけれど、そういったのは今のところどこもない。俺がオレがの世界だからしょうがないのかな。名人や腕自慢、上手な者達が外に出ないで一つところに固まっているのって、ヘタッピな僕にはつまらなく見える。

某東京湾黒鯛〜会が、各メーカーの協賛を得て毎年大会が出来たらいいのだけれど・・・。木更津の方の大きなクラブや五洋黒鯛○○会などのビッグクラブが参加していないのであれば、ちょっと・・見た目に弱いような感じも受ける。 しかしこの会が、『今年の東京湾の一番を決める』大会をお祭りのように開いたら楽しいだろうなぁ〜〜と思うのは、果たして僕だけだろうか。
熱きヘチ師達が、一年で一回の大きなお祭りに参加する。というのはとても愉しいことだと思う。

一つのメーカーだけに頼ることなく、バランス感覚の良いクラブが大会を毎年主催したらどんなに愉しいだろう。趣味だし、愉しいイベントだから面白いに違いないと、僕は思う。良心的なヘチ師達は、こぞって参加するに違いない。快く大会費用も捻出できるはず。
良く街の踊りイベントってあるけれど、みんな凄く真剣。そしてエンジョイしている。そんな大会があったらいいなと思うのだ。

難しい・・?!