釣り雑誌の話から〜

釣り雑誌の話から〜

僕は、釣り雑誌というのは滅多に購入しない。
だからよく分からないのだけれど・・・。

先日、釣友が僕の手作り竿の助けになればということで
本のコピーをわざわざ取って渡してくれた。感謝である。

この頃の釣り雑誌は、この様なハンドメイドのハウツウもやってくれているのか。
と、感心しきりでした。
細かく丁寧に解説してあり、
僕のような下手くそにもすぐに分かるように掲載されてありました。
これだったら不器用なりに、チャレンジしてみようと思う内容でした。


が・・・

良く見ると、掲載されている写真を見てびっくりした。
テトラで釣っているその場所は、もしかして立ち禁の場所。
有名な○イサイド○リーナ横のテトラじゃないですか。

ここって木材港と呼ばれていた頃は、良く釣りに云ったモノですが、
現在は、釣りに行きたくてもいけない禁断の場所。
誰もこの場所に行けないから、
テトラにはウヨウヨいるだろうなと思っていました。



まぁ〜ちゃんと了解と許可を得て
取材目的で釣っていると思うけど、
少しね。反則だよ! と思わざるを得ない場所だ。

ハッキリ言って反則です。(笑)

ベイサイドマリーナ横テトラ




いやぁ〜雑誌作りも大変だと思います。
格好良く釣れている写真がないと様にならないモノね。
分かるけれど、これって如何なモノでしょうか?
と、大手を振ってあの場所に入れない僕らからすると・・・
羨ましくてなりません。


ただでさえヘボな僕は、テトラに行っても釣れないのに・・・
上手い人が、いるところへ行って釣ったらつまらないじゃない。
と、思うのは僕だけじゃないはず。

いいよなぁ〜〜と指を咥えて見ているしかないのである。
取材とはいえ、特権っていいなぁ〜〜と思ってしまった。

ひがみ根性丸出しでもっと言ってしまうと、
なんで“あからさまに立ち禁”と分かっているところを選んだのだろうか?
と、思ってしまう。

なぜ、僕らのようなヘボ釣り師でも気軽にいけるようなところを選んでくれないのだろう。
なぜ、ワザと行けないと分かっている場所を選んで掲載するのだろう。

ついついひがみ根性が出てきてしまうのは・・・・
僕だけだろうか?

ベイサイドマリーナ横テトラ





そう考えていくと、黒研という名前も
ある釣り師達の中では、“立ち禁”と同意語というレッテルを貼られている。と耳にした。


※この様な場合、“黒研”とは東京湾黒鯛研究会を指す。(多分)
他にも黒研はあるけれど、東京湾黒鯛研究会を指すのだろう。哀しいけれど。



決して黒研の人間が、バリバリ立ち禁エリアに踏み込んで釣っているのではない。と、思う。
(だんだん弱気)
また、黒研の人間が、ガリガリとマンガン引いているのでない。と、思う。
(少し弱気)
ただただ、それだけ黒研の人間は注目されているのだ。これはしょうがないことだよね。


ワザとマナー悪くしているのではないから。
ちょっと目立ってしまう立場にあるだけだと、思う。
(ちょっと弱気)


でも、だから言いたいのです。

ジャーナリズム?の人も本に載ってしまう人も黒研の人も
メーカーのテスターもボートで大橋の下で釣る人も
ガソリンタンクの近くに行って釣る人も

目立つ立場にある人や雑誌・クラブはちょっと注意してほしいのですよ。
だだでさえ、目立つのだから〜。注意して、と。
面が割れているから注意してと。


僕もマンガン引きます。ガリガリと。
文句が出ないようなところへ行ってこっそりと、自分と仲間の分だけガリガリやります。
立ち禁にも行きますよ。しっかりと。
大体にしてほとんどが立ち禁でしょ。(苦笑)「オイオイそれ以上かいっ」ってところは行きませんよ。 看板背負ってるから。

スマートにいい子にしてても面白くないでしょ!とも言いたいし。

高校生のお兄さん達に、「大手を振ってモヤ噛むな」というのと同じで「おい、分かるだろ。」とか

セーラー服のお姉さんに、「あまりキレイじゃないパンツ見えているからそれ以上短くしたり、股広げんな」とか。
「折角スカート短くしてるんだから、下にジャージ履くなぁ〜」とか

「おい、分かるだろ。」と同じであります。


平気でやってたらそれ見たことかと、一斉にヤジが飛んでくるに違いない。
さぁ〜注意しましょうよ。  そろそろ。